人との出会いはご縁
というのを聞いたことがあると思いますが、
「ご縁」というのはいろいろ調べてみると
「縁起」という仏教用語から来ているようです。
縁起というのは
世界がどうやって成り立っているかを説明しているもので
「世界のあらゆるものは単独で成り立っているのではなく、
相互にかかわりあい、変化していくもの」という
【因縁生起】(いんねんしょうき)であると説明されています。
例えば
私という存在は、両親から生まれています。
両親それぞれが存在し(因)、出会い(縁)、結婚して私が生まれる(果)。
こうして出会ったり、生まれたり、別れたりしながら
関わりの中で変化を続けながら存在している
私の例でいえば
高校の時、担任だった先生から
「俺は北海道の大学だったけど、北海道はいいところだったよ。
まあ千葉からは遠かったけど友達もたくさんできたし、
考えも広がったから行ってよかった。お前も自分のやりたいことができる
大学を探せるといいな」と言われ
それまで、どの大学に行こうかまったく決めていなかったのに
その日から急に「北海道の大学」という文字が頭から離れなくなって、
北海道の大学を目指すために勉強して、進学することになった。
その先生と出会わなければ
そもそも、その高校に入学しなければ
今の自分は違っていたかもしれない。
つまり、
その先生と出会った「ご縁」によって自分は変わったのです。
占いでもたくさんきっかけをもらいました。
「占いで」というのか、「占い師さんとの出会いが」なのかわかりませんが、
私が変わるきっかけになったこともあります。
人との出会いは不思議なもの。
なんとなく占いに行ってみようかなと思ったのも
もしかしたらすでにご縁の始まりなのかもしれません。
アナでした