みなさんはスマホ持っていますか?
いまや、ほとんどの人が
スマホを持っていると思います。
わからないことがあれば
検索するとなんでも答えを教えてくれる
グーグル先生がいるので
とても便利です。
私は昭和生まれですから
知らないことは知らないまま
時が過ぎて
それでも困らなくて
知りたいことは
図書館で調べるか
わらしべ長者のように誰かに聞きまくるか
以前はそんな時代でしたが
今はちがいます。
それが今年11月から
急激に加速するようで
フェイスブックが
ショート動画に力を入れるようになったようです。
しかもYouTubeもLINEも
ショート動画に舵をきったというから
驚きます。
なぜか・・・
世の中の情報があふれて
情報過多になっている
だから
若い人の間ではネットで検索したら
「すぐ答えがでる」
という「すぐ」が大事
子どもの時からスマホがある世代は
「すぐに答えにたどり着く」は当たり前
ショート動画は
約1分ほどのもので
次の動画は勝手にスクロールされて
見ることができますから
自分の指を使う必要もない
さて、みなさんどうおもいますか?
物事の経過や工程はどうでもよくて
「すぐ結果」って。
成功している人がいれば
それを真似すれば
明日にでも1000万円げますとか
たった10分の動画を見るだけで
あなたもタロットマスターになれますとか
できるなら、みんなやってますって。
答えにたどり着くまでの
過程を飛び越して答えだけって
時間は短縮できるけど、全然頭を使ってない。
自分なりの考えや感情も動いてない。
私が10代の頃、遠距離恋愛の人達は
もちろんスマホはなくて、公衆電話を使って連絡したり
会えない時間に手紙を送ったり
月に一度トワイライトエクスプレスなんかに乗って
会いに行ったり
その時の時間は、
今も24時間365日という時間は同じなのに
この時短や便利だけを追求していくのは
人間にいいことばかりではない
迷いの中から見えてくることがある
失敗の経験からわかることがある
想像することからいいアイデアが浮かぶことがある
占い師が、苦しい辛いといった過程を知らなければ
「なぜそうなる。だからこうなる」を伝えることは難しい。
時短ばかりがいいわけじゃないよ、ねえ?
そんな風に思うのは、古い考えでしょうか。
アナでした