私は小さいころから占いが好きでしたが
母も占いを信じていた人で
私が一番最初に
占い師さんの所にいったのは
小学生の時
母の付き添いです
自ら占いに行ったのは
確か大学生になった時でした。
それからいろいろな占い師さんの
所に行ったのですが
中でも記憶に残っている先生がふたりいて
そのうちのひとりが
もうかなりの年齢になっている男性なのですが
当時、まちかど占いのような感じで
店舗ではなく
ショッピングセンターの隅っこで
やっているような感じで
地元では大変有名だったということもあり
その人に見てもらうことにしたんです。
その方は
藤原煌基(ふじわらこうき)先生というお名前で
現在は西日暮里で鑑定をされています。
先生は姓名判断で鑑定をしていまして
先生の鑑定を受けたのは
もう15年くらい前になりますが
とにかく
「このひと七福神かな?」と思うような
とても穏やかで優しい姿で
話し方もゆったりとしていながら
ビシッというのでとても記憶に残るのです
数年経っても
あの先生にこういわれたな・・・
と思い出すことがあります。
私が何人もの占いの先生にお会いして
「いい占い師さん」と感じるのは
共通して ”優しい” なのですが
それ以外に
その時自分が求めていた言葉ではなく
この先の目指す道しるべになるような
こころに刺さる言葉を言ってくれる人
それがいい占い師だと思うんです。
鑑定の時にいいことばかりを言えば
その時は気分がいいでしょう。
ですが、人生っていいことばっかりじゃない。
いい言葉を言ってほしいのはよくわかります。
私もお客さんの時はそう思っていました
が、
どれだけいい言葉をいわれるよりも
腑に落ちる、悪いことでも納得できる話を
してもらえると
「占いに来てよかったな」と思うわけです。
だから
無駄にアプリで相性とか自分の性格とかを占っても
何にも意味がない。
やったことがある人ならわかると思いますが、
それで?
そのあと何か気持ちが変わりましたか?
ほぼ変わらないんですよ。
なぜか、
無料で誰でもできるから
あなたに真剣さがないから
占い師のエネルギーをもらうことができないから
人は人の心を動かせるのです。
機械では心は動かないのです。
それが 気=エネルギー です
人の心は気を持っています。気持ちです。
その優しい気持ち、応援したい気持ちがその人に伝わるから
元気になる。
元気=元の気 です
こころが整うということです。
私はその先生からそういうエネルギーをもらったのだと
今でも思います。
鑑定に来た方に、いいエネルギーを与えられる占い師でいられるよう
常に心がけています。
アナでした