北欧には寝たきりの人がいない・・
以前読んだ本に、そう書いてありました。
北欧の人は元気な人が多いから?
北欧は医療が進んでいるから?
ーーー違うんですーー
寝たきりの人がまったくいない、わけではないのですが
北欧の人の考え方として
「人は歩いている、起きているから生きている。
寝たきりは死んだも同然」
という考え方があって、
寝たきりになった人=寿命ととらえてるのです。
つまり、病気などで寝たきりになったら
生きているけれど、自分の思う通りには生きられない。
だったら、いつまでも自分の足で歩ける体つくり、足の健康を考えても
いいんじゃないかと私は考えています。
あなたは、何歳まで生きるつもりですか?
65才で定年を迎え、そのあとは悠々自適に生活して、
80才ごろに死を迎える・・でしょうか。
でもですね、日本が世界の医療から10年遅れているとはいえ
ギネスの世界最高齢に選ばれるのは日本の女性です。
100才まで生きる人って結構いるよね、という時代になりつつあるんです。
なのに、あなたは70才や80才で足腰が弱って
車いすや寝たきりで残りの20年を過ごしたいですか?
寝ている時間が増えると、人間の心肺機能はエコモードになります。
エコモードになると、必要最低限しか機能しなくなります。
起き上がることや歩くことは、とてもしんどくなるのです。
筋力も落ちて、体の末端(手や足先)には栄養が行かなくなります。
それは、からだの中心に栄養を残すためです。
競走馬は足をねんざして起き上がれないと、安楽死させると聞いたことがあります。
(今は違うのかもしれませんが)
競走馬として使えないから、という理由以外に
「馬は立って歩くことで心肺機能を維持できるから」です。
ですが、それは人間も同じです。
今から考えを変えてみてください。
痛みがなく歩けることは、自分らしく生きる大切なことなのです。
アナでした