だいぶ前の話ですが、子供の授業参観に行きました。
授業は
「自分が生まれた日」についての道徳の時間でした。
息子は小学4年生の10歳
今どきは「2分の1成人式」といってお祝いするようです。
少しプチ反抗期を迎える子供も多く
親に嘘をついたり、ひどい言葉を親に言い返したり
親もついつい
「なにやってるの!しつこい!早くやりなさい!ダメな子ね!」
などと言ってしまうこともあるようです。
もちろんそれは親の本心ではなく
「立派な大人になってほしい」という願いでいってしまうんですが、
子供にとっては「僕はいらない子供なんだ・・ダメな子なんだ」と自己否定し始める場合もあります。
その一場面をドラえもんの
「のび太が生まれた日」というDVDを子供たちに見せて
自分が生まれたことを本当に親は喜んでいるのかな?
という内容の授業参観でした。
見ていてとっても心温まる映像でした。
名前の由来をのび太のお父さんやお母さんが話す場面も
わが子と重なって思わず親が感動で涙
「ばっかだな~のび太」と子供たちは大笑い
親の心子知らずとはまさにです・・
10歳はまだまだかわいい子供、ようやく人間らしくなってきたころ
可愛くもあり、憎らしくもあり・・
まだまだ手がかかるのですけど、
子供たちも少しずつ世の中には自分以外に人がいて
その人たちと仲良くすること、感謝すること、思いやりを持つことなどを学んでいる最中です。
担任の先生からの話
「みんなすごくいい子たちでまとまりのあるクラスです。
長縄飛びも誰かがつまずいたら『またがんばろう、もう一回!』と失敗した子を責めることもなく、子供同士がお互いに励ましあい声をかけていました。
相手を思う気持ちって大事です。
例えば誰かが習字の紙を忘れてお友達から借りたら、
次の日には『昨日はありがとう』と言って、一枚借りたら二枚返す。
二枚借りたら三枚返す。これが心ってものなのよ・・・と子供たちに話しています。」
おおおーー!それはすてきだなーと深く納得
「ありがとう」という気持ちを言葉だけでも十分だけど、
借りた紙を一枚多く返すという行為が、なんだかお互い気持ちがいいような気がしませんか?
息子はその言葉をどう受け止めたのかなー?
きっと、忘れてると思うんですけどね(笑)
そういう「心」を持った人と接するのは気持ちがいいと思うんです
私も今までの自分を振り返って、感謝の気持ちを忘れずに周りの人と接していきたい。
そんなことを学ぶ機会になりました
アナでした